高知編② おまけ
【服と靴】
私の場合、信仰心や願いごとがあるからではなく、
ただ「歩いて旅がしたい」というお遍路なので、とてもふざけた格好で歩いていた
濃いピンクのパーカー、履き古したジーパン、袖なしの白衣、お杖。
インナーはスポーツブラとエアリズム。首に日よけの手ぬぐい。
笠は私には合わなくて、途中でやめた。
そして、このころの靴はこれ⇩
山登り用などのゴアテックスを勧める向きも多いけれど、
最初の一週間徳島を歩いた経験から、私はロード用のとにかく軽い靴がいいと思う。
メッシュ地なので、雨に濡れても夕方のうちに正しく処置をしておけば、
翌朝には乾いて普通に履ける。
【おみやげ】
当時まかない昼食の出る職場に勤めていたので、そこで使ってもらおうと、
須崎の道の駅で、かつお節と削り器を買った。
高知編② 4日目（了）
今回の旅の最終日。
築120年以上！古き良き日本家屋の趣を残した素敵なお宿、柳屋旅館を後にする。
第37番「岩本寺」まで約31㎞の道のり。
峠のへんろ道を避けて国道をてくてく歩いていたら、こんな道に出た…
さらに国道を1時間以上登って、七子峠から須崎湾を望む。あと13㎞…
そして、ようやく今回のゴール。第37番「岩本寺」に到着。
名残惜しいけれど、これから俗世に帰るよ…
JR窪川駅から高知駅へ戻り、16：20発の高速バスで広島に戻る。
⇧これが決まっていたので今日はすべてが大急ぎだった。
高知編② 3日目
朝6時、お宿の部屋からの景色。海のすぐそば。
今日は次のお宿までひたすら歩くコース。
雨の予報ではなかったけど、出発して間もなく小一時間、降られた。
カッパを脱いで、仕切り直し。あとは良い天気だった。
行き会った方に「お遍路さん、本当にわずかばかりですが」とお接待をいただく。
ところどころ、このような「へんろ小屋」が建てられていて、
ありがたく休憩させてもらう。寝袋があれば泊まれる造りの小屋もある。
歩きに歩いて40,176歩。約28㎞。
本日のお宿：柳屋旅館（2020年から一棟貸しに業態を変えられたもよう。）
高知編② 1日目
前回から8か月ぶりの同行二人。今回は4日間歩く。
第31番「竹林寺」を下りてきたところからスタート。
歩き遍路のための目印が各所に貼ってあるんだけど、
分かれ道には特に多くて「こっちよ！」「こっちこっち！」
「ほら、間違えないでね！」とたくさんの矢印に見守られている感じw
高知県を歩いていてとても気になったのは、この「たっすいがは、いかん！」という
キリンビールの広告。土佐弁で「薄いのは、ダメだ」という意味だそうで🍺
第32番「禅師峰寺」から第33番「雪蹊寺」への遍路道を外れて、桂浜に寄り道。
念願の、坂本龍馬像と桂浜の眺めを満喫する（逆光だけどww）
本日のお宿：
（この辺りから急に景色の写真が増え、食べ物の写真が減っている…笑）
徳島編 おまけ
4日目に市街地を通り抜けるとき、とても気になっていたこちら⇩
ここで実演＆体験ができる〔夜公演〕毎日おどる阿波おどり、というのを
見てみたくて。（残念ながら2021年現在、コロナ禍で休演中）
徳島駅周辺のホテルで申し込むと、マイクロバスで迎えに来てくれた。
足さえ傷めていなければ、私も踊ってみたかった！
翌日は、高速バスの時間まで辺りをうろうろ。
徳島ラーメンの有名店「東大」のラーメンを食べた。
私は、あっさりめの絞りとんこつをチョイス。
醤油とんこつのスープがおいしかった♬
では、広島に戻ります…
